7月31日
ウイーン観光2日目である。
今日のメインはシェーンブルン宮殿だ。
ここは宮殿だけでなく広い庭園がある。
シェーンブルンという駅があるのだが、一駅先のヒーツィング駅から庭園の方へと入っていった。
一駅分あるのである。
とにかく広い。
庭園を入るところ:
途中、植物園や、なぜかこんなところにある日本庭園などを見て、しばらく歩いてようやく宮殿の見えるところにでてきた。
庭園側から見た宮殿:
でも、宮殿に入るのはまだなのである。
歩いて来た庭園はまだまだほんの一部なのである。
まだまだ庭園の中にはいろいろな物がある。
宮殿から丘の方をみると、ネプチューンの泉、そしてその丘の上にはグロリエッテだ。
ネプチューンの泉:
グロリエッテは戦いで死んでいった臣下のことを忘れないためにという気持を込めて築かれたものらしい。
しかしここ、近くにたどりつくまでに結構かかったのである。
丘の上に上っていくのだが、近そうで結構遠い。
せっせと丘を上っていってようやく着いたといった感じだ。
グロリエッテ:
その後さらに庭園のなかを見てまわりつつ、宮殿の方へと向かった。
庭園の中の風景:
庭園を見てまわっただけで結構疲れたが、いよいよ、宮殿の中の見学である。
宮殿:
この宮殿は、マリア・テレジア、そしてマリー・アントワネットが育ったところである。
それ以外にも多くの歴史的人物がかかわってくる場所だ。
宮殿に入ってみると、これまたかなり広い。
グランドツアーという入場券で見学可能なすべての部屋を見ることができる。
部屋がたくさんあり、音声ガイドの説明を聞きながらまわれるのだ。
ちなみに、音声ガイドはしっかり日本語もある。
ただ、いったいこんなにどこからわいてきたんだ? って思えるほどの人で混雑していた。ウイーンで観光するとなると、ここくらいしかみんな来るところ無いのか!? って思えるほどである。
まぁ、ウイーン観光では定番中の定番だから仕方ないか。
でも、内容はたしかに良い。それぞれの部屋を誰がどの時代にどう使っていたのかが良くわかる。
そして、それぞれの部屋が目的に応じて装飾とか違うからまた面白い。
ちなみに、撮影禁止だったので写真は無い。
庭園、そして宮殿を一通りみてまわり、だいぶ疲れた。
またそろそろ昼ということで、昼食にすることにした。
海外いったら、一度は現地のマクドナルド入ってみよう! ってことで、今日の昼食はマックにしようということになったのである。
ところが... 道端に看板はあれど、そっち方面に行ってもマックが見当たらない。
うーむ、実は結構遠くて、歩行者じゃなくて車の人向けの看板なのかなぁ。
ちょっと歩き回ってみたがなかなか見つからない。
仕方ないので今回は普通の店に入ることにした。
昼食をすませたあとは、近くの産業技術博物館に行ってみることにした。
ところで...
ザルツブルグの時からそうであったが、A兄弟のユーロのトラベラーズチェック換金議論が最高潮になるのである。
明日はチェコのプラハへ移動する日なのである。
チェコはEUではない。そう、ユーロを使うのは明日の午前中までなのである。
そんなこともあって、どこでどう替える? あそこで替えておけば... とか延々と議論が続くのであった...
やれやれ。
そんな議論が続く中、産業技術博物館へ到着。
産業技術博物館:
ここは、歴史的というよりも、遊びながら科学のお勉強ができるというような場所だ。
説明がドイツ語しかないので細かい部分は分からなかったが、実際に触って遊べるものが結構ある。
天井からはフーコーの振り子とかも下がっていて、なかなか面白い。
子供が科学のお勉強しにくるには良さそうな場所であった。
そんな感じでシェーンブルン周辺の観光は終了である。
今日はまだ時間があるので、ドナウ側そして国連都市を見に行くことにした。
地下鉄で移動し、ドナウ側の中州にある駅で降りる。
ドナウ側と国連都市:
しかし... 川をわたって国連都市の方に行こうとしたが、なかなかたどりつけない。
国連都市はまだ工事中の場所がたくさんあるためだが、それにしても目の前に見えているところに行けない...
結局とっても大回りしてやっとたどりついたのである。
IAEAのある建物:
とはいえ、特にどこか中に入って何かを見るというのはなく、町並みを見るだけである。
そんなこんなで夕方になったので、あとは夕食にすることにした。
ウイーンの街中はカフェばかりで、(高級レストランじゃなくて)普通に食べて飲めるところを探すのが難しい。
というわけで、ガイドブックに載っている店のなかからピックアップして行くことにした。
ところがである。行こうと思っていた店が無い!
地図を何度見比べても場所は間違ってなさそうなのだが。
うーむ、無くなってしまったか...
せっかく地下鉄に乗って移動してまで来たのにぃ...
仕方ないので近くの店に入ることにした。
結果として、ハズレではなく結構おいしかったので良かった。
当然夜はホテルで宴会なのだが、こんな感じで4日目が終わったのである。
本日のビール
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