9月22日

6日目である。

今日は、ベルリン市内観光の日である。

当初はポツダムまで行く予定であったが、ベルリンには見たいところがたくさんあったため、ポツダムへ行くのはやめることにした。
まず行ったのは、ブランデンブルク門である。 なんか工事をしている。 張り紙をみると、どうも JAPAN PARADE なるものがあり、それの準備らしい。 うーむ、なんだかなぁ。

ブランデンブルク門(西側):

その後、ドイツ国会を外から眺めた。 しかしここも正面広場(?)のあたりを工事している。 なんか、首都移転に合わせてだろうか、ベルリンではいたるところで工事している。 建設ラッシュなのである。

ドイツ国会:

その後は、一部残っているベルリンの壁をみたあと、町中をぶらぶらしつつ、ペルガモン博物館へ。 ここは全部を見て回るのにはかなり時間がかかった。 展示品の量はかなりある。 しかし、なんでこれがドイツにあるんだ...?

博物館をまわったところで、時間は13:00くらい。 喉も乾いたことだし、適当な店に入ってやっぱりビール。

お昼のビールのあとはテレビ塔にのぼってみた。 ベルリン市内が一望できる、なかなか眺めの良い場所である。 ベルリンの壁崩壊から10年、町中を歩いている分にはもうすっかり東西が別れていたことなんて気が付かないが、塔の上からみると東と西では町並みが違うのが良くわかる。 さらに、この塔の上にある回転レストランでおやつのビールに。 ベルリン市内を眺めながら、おいしいビールを味合えた。

その後は、大聖堂などをみた後、壁博物館へ行った。 ここはベルリンの壁に関する資料が豊富に展示されている。 それほど大きな博物館ではないのだが、内容が充実しているためじっくり時間をかけて見てまわることができた。 壁があった頃、うまく見つからずに壁を越えた話などがたくさんある。 なかなか興味深い内容だった。
友人Aと、友人Kは、博物館内の売店で物欲にかられて「壁」を買いまくってる。 うーむ。

壁博物館:

ここまでまわったところで、だいたい18:00過ぎ。 そろそろ最終目的の生オケを聞きに、ベルリンフィルのコンサート会場へ向かうことにした。 ここは、オーケストラに適した音響効果が得られる会場らしい。 なかなか気合いはいっている。

コンサート会場(右端の建物):

だいたい開演1時間前くらいについた。 無事チケットの入手も完了。 せっかくベルリンまで来たので、何も考えずに一番高いチケットにした。 一番高いといっても、51DM(約3,000円)だから日本の感覚でいくと安い。
今日聞くのは、ベルリン放送交響楽団の演奏である。
20:00開演。 演奏が始まった。 聞いてみると、なんともすばらしい。 こんなにすごいのは日本では聞いたことがない。

コンサートを十分堪能したあとは、夕食だ。 今日は、1メートルのビールが出てくるという店に入った。 もちろん目的は、そのビールである。 下の「本日のビール」の一番右の写真にあるように、1メートルの板の上にビールが12個のっかって出てくるのである。 なかなか豪快である。

こんな感じで、6日目はとっても充実した1日で終わったのである。

本日のビール


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