8月28日
アルデンヌ地方観光そして、アントワープへの移動の日である。
アルデンヌ地方の目的は古城めぐりだが、電車やバスはない。
今日はレンタカーを借りての観光だ。
まずは、トラムに乗ってレンタカー屋さんがある南駅へ。
今日は、最終的にはアントワープまでの移動もするので、全荷物を持っての行動だ。
車にのってしまうまでがちょっと大変だ。
ところが、ここへきて初めてトラムを乗り間違えた。
北駅から南駅へ行くはずが、北駅からさらに北の方へ行くトラムに乗ってしまったのである。
もちろんすぐに降りて反対へ行くのに乗ったのだが、ちょっと失敗。
南駅へ到着後、レンタカーを調達。
どんな車が出てくるのかなぁと思っていたが、出てきたのは、メルセデスのAクラス。
小型のベンツである。(友人@_@曰く、「おベンツ様」らしい)
借りた車と私:
大きな荷物も一緒だと、ちょうど3人でいっぱいといった感じの大きさだ。
ちなみに、ヨーロッパなので、やっぱりマニュアル車である。
まずは、私の運転、友人@_@のナビで最初の目的の城へ向けて出発である。
地図は、ドイツの時(9/18)のように慌ただしいとちょっとイヤなので、前々日のブリュッセル観光の時に本屋で買って用意しておいた。
しかし、駐車場から出たのはいいものの、駅のどちら側に出たのかがよくわからない。
そもそもトラムで南駅のどこについて、レンタカー屋が駅のどの位置にあるのかをまったく把握していなかったのが敗因だったように思う。
というわけで、とりあえずは駅のまわりをぐるぐるまわってみる。
すると友人@_@が道の状況と地図の対応を理解したようで、「きっとこっちだ」とナビしてくれた。
これがしっかり合っていてとりあえず行きたい方向へ向かうことができた。
最初の難関はなんといってもブリュッセル市街を抜けてアルデンヌ方面への高速へ乗ることである。
若干間違いはあったものの、友人@_@のナビのおかげで無事高速にのることができたのである。
高速に乗ってしまえばあとはスイスイ。
まずは最初の目的のveve城であるが、マジでこんなところ行けるのか? というようなすごい田舎道を行くのである。
でもしっかり案内板はでているので間違いない。
細く、くねくねした山道(まさかベルギーで細い山道を運転するとは思ってなかった...)をしばらくいくと、目的のveve城が見えてきた。
veve城:
山のなかで車がないと行けないような場所であるせいか、閑散としている。
中の見学のためにチケットを買うと、なんとそこの人が英語でガイドをしてくれたのである。
英語だってそんな得意じゃない私にとっても、分かりやすい説明でとても良かった。
城の中:
見学したあとは、チケット買った場所でビールが飲めるということでビールの時間なのである。
今回は、私がビールを飲んでしまったあとは、友人@_@が運転することになっているのでばっちりだ。
ドイツの時のように、ほとんど私の運転というわけではない。
というわけで、以降の運転は友人@_@にお任せなのであった。
つぎの城に向かう途中、ディナンの街を通った。
断崖絶壁に建物があり、なかなかすごい景色である。
教会とその上のシタデル:
山の上のシタデルに上ってみることにしたが、ちょうど昼時なのでまずは昼食をとることにした。
いくつか店はあったが、結局ブリュッセルにもあった、Leonというレストランに入った。
ここまで来ると言語がごちゃ混ぜに感じたブリュッセルとは違い、もう完全にフランス語圏である。
店員はいじでもフランス語話そうとするのである。
フランス語圏の人って、そうなのかなぁ。
食事のあとは、シタデルに上ったあと、つぎなる城へ。
目指すはスポンタン城である。
ところが、スポンタンの町に向かう道は田舎道で本当にあっているのか心配になるし、町についたはいいけど、結局城は見つからずに終わってしまった。
残念。
もう時間も結構たってしまい、今日のうちに車返してさらにアントワープまで行かないといけないのでブリュッセルに戻ることにした。
で、運転は友人@_@である。
しかーし、ブリュッセルの街中に入ってからが大変である。
慣れない街中の運転は大変で、@_@は大変だったようだが、助手席でナビしていた私も恐かったのである。
友人@_@は日本でいうところの前の車の運転席を見てそれに合わせて運転するらしく、とっても右に寄るのである。
もうドキドキものであった。
まぁ、なんとか無事に車は返したので、あとはアントワープへの移動である。
ブリュッセルからアントワープまでは電車での移動だ。
これはもう電車に乗ってのんびり行くだけである。
アントワープへは1時間弱で到着だ。
乗ってきた電車と私(@アントワープ中央駅):
まずは1泊する予定のホテル探しである。
ブリュッセルのようにならなければ良いと思いつつ駅をでたら、目の前にあっというまに見つかったのである。
チェックインすると、なかなか部屋はゴージャスですばらしい。
ブリュッセルで泊ったホテルには無かった冷房もちゃんとあるし(笑)。
少し休憩したあと、少しアントワープの町をぶらぶらしつつ、ブルワリーへ。
そう、今日も何かつまみながら、ビールメインで.. という考えである。
ブルージュの店ほどたくさん種類があるわけではないが、それなりに種類はある。
ただ、日本で見たことのないビールがほとんど無かったのが残念だ。
とわいえ、度数の高いビールをそれなりに飲んだのですっかり酔っぱらいになってしまった。
本日のビール
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