8月1日

ウイーンからプラハへの移動の日である。

今日は、ほとんど移動の一日だ。 といっても、午後の電車に乗る予定なので午前はちょっと時間がある。 ウイーンそしてオーストリア最後の日となるので、この時間を利用しておみやげを調達して、あとはホテルの近くでアンカー時計など、ちょこっと見に行けるところをまわることにした。

アンカー時計:

その後、念願の(?)マックで昼食をとったあと、プラハ行きの電車に乗るために中央駅へ移動した。 でも、切符を買って時の駅員の話では、14:25発。 時間は昼過ぎ。ちょっと時間がある。 というわけで、近くでお茶をして、そのあとものんびりと駅へと行って電車を待った。

ところがである....
ここからが事件の始まりであった。
全然それらしき電車が来ないのである。 時刻表を確認してもそれらしき電車がない。おかしい。 時間近くになって、駅員にもう一度聞きに行ったら、南駅へ行けと...
プラハへは北の方角に行くのに、南駅発。さらにその列車は南駅よりも北にある中央駅を通らないルートで走ると... なにぃーー!!
ウイーンには、南から順番に、南駅、中央駅、北駅と南北に並んで駅があるのだが、南駅から出る北方面行きの列車が中央駅、北駅を通らないなんて思いもしなかったのである。

列車の出発が遅れてないかなぁってちょっと期待をして南駅に行ったのだが、時すでに遅し、出たあとであった...
で、さらにである。 ウイーンからプラハへ行く直通列車は、な、なんと1日3本しかないのである。 つぎの電車は18:00過ぎ(最終)...
これだとプラハに着くのが 23:00過ぎ。これはちょっとヤバめ。

で時刻表を見てみると、途中の国境の駅で乗り換えになるがプラハまで早くたどりつける電車があったのである。 をを、これだ、ってわけで、この電車に乗ることにした。 ただ、この電車は北駅発なので(ややこしい)まずは北駅へ移動した。
北駅からチェコ国境の町までの電車:

しかし、遅れていてなかなか乗れない。 しばらくしてやっと乗れたが、今度は全然出発しない... すでに出発時間はかなり過ぎている。 まだかぁ.. と待っていると、なんかアナウンスがあり(ドイツ語なんで良く分からず)、周りの客がみんな降りていくぞ...!!
どうも車両故障らしい。 みんなが降りたらその電車引き上げられてしまった。 あ、あのぉーー、運休っすか!?
全然かわりの電車も来そうにない。

というわけで、やっぱり 18:00過ぎのプラハ直通列車に乗ることにしたのである。 で、またまた南駅まで移動。やれやれ。

もうプラハに着くのは 23:00過ぎ確定なので、南駅で夕食をとることにした。 うーん、今日の午後は何だったんだろう??
ともあれ、今度こそプラハ行きに乗れたのである。
プラハ行きの電車と私:

到着時間は心配であるが、とりあえず乗れて一安心である。
ちなにみ、ガイドブックによると、到着予定のプラハ本駅の周辺は夜は治安良くないらしい。 しかもタクシーはぼったくりが多いから乗らない方がいいとか...
ヤバげだなぁ、と思いつつも電車の中で心配しても仕方がない。 それ以上に友人@_@はとっても心配しているようだ。 「泥棒の国」とか言っているし... そこまで言わなくても...
逆にA兄弟は全然気にしてないようで、それはそれで楽天的というかなんというか、いいのか!?? という感じだ。

5時間も列車に乗るので最後の方にはかなり疲れたが、ようやくプラハに到着だ。 15分くらい早くついた。結構ダイヤいい加減なのね...
案の定、駅出ると周りは暗く、怪しげな人がたむろっている。 ヤバげなのでそそくさと通り過ぎる。 幸い、ホテルは駅からそれほど遠くなく、無事到着だ。 しかしほんと疲れた。

で、その後、チェックインし、部屋に入ると今度はベッドが足りないという出来事が...
元々ツインの部屋にエクストラベッドを入れてトリプルにするのだが、エクストラベッドがないのである。 うーむ。 フロントに電話して持ってきてもらったが、「あーー」とか言っていた。 おいおい、「あー」じゃねーっつーの。 もしかして、オーストリア人と同じように、チェコ人も性格はいい加減なのか!?

そんな感じで今回の旅行中最大の事件のあった5日目は終わったのである。

本日のビール


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