9月19日

3日目である。

今日はフランクフルトを出て、ハイデルベルクをまわってから、ビールブルクまでレンタカーを借りて移動する日である。
車はフランクフルト中央駅で借りた。 日本で予約したときは、VWのそれほど大きくない車であったが、実際に用意されていた車は、OPEL Vectra であった。 荷物を持って移動するのには、便利な車である。

借りた車:

で、いよいよ出発。 ところが...
日本だと、パワーウインドウのスイッチは普通ドアについているが、そこにないのである。 結構探した。 すると、なんと、シフトレバーとサイドブレーキの近くにスイッチがあることがわかった。 なんでこんなところにあるんだ...

なんだかんだはあったが、とりあえず、出発。 最初は右側通行に慣れないこともあり、それなりに慎重に。 前日に地図を買って、下調べをしていたことや、助手席で友人Aが地図を見ながらナビをしてくれたおかげで、すんなりフランクフルト市内を脱出してハイデルベルク方面のアウトバーンへ。

アウトバーンはなかなか快適で、走りやすい。 日本の高速道路より全然よい。 また、標識もわかりやすいので、全然心配することはない。 だいたい、130km/h くらいで走っている。 制限速度がない区間では、おもいっきりかっとんでる車もいた。 もちろん、そういう区間では自分でもかなりのスピードで走っていた。 最高、180km/hくらいで走った。 日本の車ではだいたいスピードメータが180km/hが最高だが、今回借りた車はメータが220km/hまである。 180km/hまでさくっと出して走ってしまうことを考えると、なっとくである。 道が広いため、日本で走るより全然スピード感がない。

で、あっというまにハイデルベルクに到着した。 すぐに市街地である。 一般道を行く。 すると、ハイデルベルク城に向かう道の途中にトンネルがあった。 ライトをつけないと...
ん、スイッチはどれだぁ? わからん。 結局ライトの付け方がわからないまま、トンネルを出てしまった。(笑)

ま、そんなことはあったが、無事ハイデルベルク城近くに駐車場を発見。 そこに車をとめて城を見に行くことに。 空いている所に車を止めようと思って気がついた... 全然、ギアがバックに入らないのである。 しょうないので、前からつっこめる所に車を入れた。 バックの仕方は、あとで考えるということで。
で、車をとめてからじっくり観察してみると、シフトレバーに引っ張る部分があった。

無事車を止めたあと、ハイデルベルク城へいった。 高い所にある城なので、なかなか眺めが良い。
それはいいが、ここではいきなりよってきたドイツ人の女の子に遊ばれてしまった。 どうもデジカメにとても興味があったらしい。 すっかり、デジカメを奪われて遊ばれてしまった。 どこいっても子どもは無邪気である。 変な写真はとってくれるわ、なかなかデジカメは返してくれないわで、ちょっとまいった。

その後、昼を食べに近くの店に。 そこでふと気がついた。 ドイツ旅行の目的である、「ビールをのみまくること」と「車でアウトバーンを走ること」は相反するのである。 というわけで、ここはビールはちょっと我慢なのであった。

その後、ハイデルベルクをあとに、この日の宿泊地であるビールブルクへ向かうことに。 友人A曰く、「道路標識と地図の見比べ方はわかったぞ。完璧だ。ナビはまかせろ。」だったが、ハイデルベルクから出る時に思いっきり迷った。 やれやれ。 先が思いやられる。

ま、なにはともあれ、見ようと思っていた途中のライン川沿いの城などは無事に行くことができた。 で、しばらく走ってみてわかったが、ドイツのドライブのコツは「とにかくアウトバーンにのってしまうこと」らしい。 下手に距離的に近い道を選ぶよりも全然早いしわかりやすいのである。

こんな感じで、宿泊地であるビールブルクに結構早い時間に到着した。 ビールブルクは、小さな田舎町である。 日本から持っていったガイドブックにはまったくもって載っていない町である。 わざわざこんなところに来たのは、古城ホテルに泊まってみたいということからである。 それ以外といえば、ほとんど何もない。 町を歩き回ってみても、やっぱり田舎町といった感じである。 あっというまに、全部まわりきってしまった。 さすがにここでは、我々以外の日本人はまったく見かけなかった。

歩き回ったあと、夕食に適当なレストランに入った。 こんな田舎町だから全然期待していなかったが、これがなんともうまいのである。 なかなかあなどれない。 実は、大きな町よりもこういう所の方がよいのかもしれない。 とまぁ、こんな感じでとってもおいしい夕食にありつけたのである。 ただ、1つ、 というアクシデントがあったが...
これで、すっかり店の雰囲気がかわってしまった。(^^;
#店のおじさん、ごめんなさい。

こんな感じで3日目が終ったのである。

本日のビール


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